【ストックイラスト】津軽塗っぽいテクスチャを公開しました
このサイトの背景やらくがき本などで自作の津軽塗っぽいテクスチャを使っているのですが、CLIP STUDIO ASSETSの今週のお題がテクスチャだったので、一部を公開してみました。
使いどころの限定されすぎているニッチ素材ですが、積極的に津軽を主張して行きたいので……!
髪飾りを調べていたら、バレッタにかんざしを組み合わせたものをマジェスタと呼ぶのだと知りました。
両脇のピンクのところは黒にした方が良かったかもです。
作った動機
活動テーマに絡むので、素材としてストックしておきたかったのですね。
それに、以前に手書きで津軽塗を描いたのですが、うまく再現できず、完成してもあんまり津軽塗に見えなかったのも心残りでした。
魔法少女のやよいさんの、ちょうどこの胸から腰にかけてのモコモコした謎の飾りがそうなんですけど、縮小するから誤魔化しちゃったという……。
色塗りはもともと得意ではない方なので、使えるものは何でも使おう! ということで、クリスタの機能をあちこちいじりながら作ったのが、この津軽塗テクスチャなのでした。
おかげでグラデーションマップがどういう機能なのかやっと理解したりしました(笑)。便利なものがあるもんだなぁ。
一応、パッと見で津軽塗だと認識できる程度にはなっていると思いますが、自分で使いづらさを感じているので、ブラッシュアップしていきたいところです。
その他ストックフォト
ちなみに、すごく大きなサイズをストックフォトとして素材サイトさんに預けて公開しております。
↓素材の一部です。
サイトごとのユーザー層が違うので、それぞれ少し違った素材になっていますよ。
津軽塗のちょっとしたお話
そうそう、津軽塗は昨年11月、国の重要文化財に指定されたんですよ。
めでたい。
私のお気に入りは津軽漆塗手板というもので、まあ紙見本一覧の津軽塗Verみたいな感じなんですけども。
津軽塗と聞いてイメージするのは、多くはあの独特で強烈な個性を持った柄だと思いますが、実は非常にバリエーションに富んでいるんですよね。この手板、500枚以上あるんですよ。
見ているとインスピレーションを刺激されるというか、もっと手の込んだものを丁寧に作っていこう……という気持ちになります。
中にはデフォルメされたひよこがあしらわれたものもあるんですよ。こういうのも津軽塗だったんだな、と思える一品です。
津軽漆塗手板は県重宝として、弘前公園内の市立博物館に所蔵されていますよ~。