こぎんのいま展へ行ってきました

津軽・青森の歴史周遊記

ビーチ西目屋で開催されているこぎん刺しの作品の展示会に行ってきました。
この日は高照神社と高岡の森弘前藩歴史館から多賀神社、そしてビーチ西目屋と岩木山周辺を巡っていました。高照神社から多賀神社までの距離が分からず、時間かかるかなぁと思ったのですが、案外近くてすぐ着きました。1人で来るの初めてだったので、道はちょっと間違えましたが😅

物凄く興味がありつつ、これまであまり作品をよく見るということがありませんでした。何故かと言うと、こぎん刺しモチーフのストックイラストを販売していることもあり、うっかり目にした人様の作品のオリジナルな部分を無意識に使ってしまうかも…という考えがあったためです。
こぎん刺しの基礎文様であるモドコは伝統的なものであり、モドコ自体には著作権は発生しないのですが、このモドコを組み合わせて作られた模様には創作性が認められるケースがあります。
現代のこぎん刺しには新しい発想で作られた素晴らしい作品がたくさんありますので、刺激が欲しい反面あまり目にするのも怖い……というジレンマが😭

ですがあまりオリジナリティを発揮するよりは、モドコをモドコとしてオーソドックスに素材を制作していこうと思い、鑑賞をちょっと解禁。
大きな作品はやっぱり本当に迫力があります。オフィスチェアの背もたれに刺している作品を見た時は感動しました。

オシャレ~!
実際に刺すだけではなく、布と糸以外の素材で制作している作品もありました。あとこぎん刺しの金魚ねぷた、ヒレがレースでメルヘン可愛いですね。
実は機会と資金さえあれば、先だって入手した金魚ねぶた柄の御朱印帳を入れておく袋をオーダーメイドで作ってもらう、というのが密かな夢です。


あとは黒地のコートに、黒に近い色味のグレーの糸で全面こぎん刺してもらったりしてみたい。近くで見ると緻密な模様が縫い込まれてるのって格好いいと思って。

こぎんのいま展は後期に突入し、現在は作品が入れ替えてあるそうです。
3月末までの展示だそうなので、できれば何とか見に行きたいなと思っています。