弘前藩歴史館の「日本刀の美」展は鑑賞の解説が充実している

津軽・青森の歴史周遊記

高照神社には弘前藩歴史館の展覧会に合わせてるのもあって1~2ヵ月に1回は行ってる気がしますね~。
一度だけリスを見たことがあるのですが、リスって案外大きいんですよね。肩に乗せるには重そう。鳥居と拝殿の間にある門の屋根をタタターと走り去って行きました。思いがけない出会いも楽しいものです。

今回はこちらの展覧会に行ってきました。ちょうど抜刀術の実演や昔遊びなどのイベントもやっておりました。特に抜刀術は館外での実演となり、暑い中大変だったと思います。真剣はやはり迫力ありますね!
写真撮ったは撮ったんですが、肖像権とかあるのでアップするのは控えておきます……。

今回は日本刀の美だけあって、ほぼ刀剣類で占められていました。刀剣本体についての鑑賞眼はまだまだ養われていないので、ああだこうだとは言えないのですが、そういった初心者向けにこのような案内が!

これですぐになるほど~となるわけではないのですが、だいぶ理解の助けになったと思います。解説書いてくださった方には感謝しかない……!
ほとんどの刀剣にこういった細かな解説がついていました。嬉しい配慮です。これでもっと鑑賞が楽しくなりますね!

2点ほど写真撮影不可の展示品がありまして、黒石神社に奉納されている「太刀 銘正恒」とその鞘「金梨子地牡丹紋散蒔絵衛府太刀拵」というんですけども、鞘が本当~~~に綺麗でした!! 金の金具に細く精緻な模様がびっしりと彫り込まれていて、保存状態も良くて素晴らしい技術に感嘆しました。いや~見事な美しさだった……。

「日本刀の美」展は9月16日までやっているので、また鑑賞しに行きたいですね。
8月には刀剣保護プロジェクトとして鑑賞会・相談会、9月には古武術公開講座が行われるようなので、スケジュールが合えば行ってみたいものです。
最近は演奏会もやってるみたいですし、高照神社周辺も賑わってきたな~と思います。近くには古民家カフェもあり、私も帰り際にはいつもお邪魔しております。参拝・鑑賞の後にゆっくり寛ぐコース、おすすめですよ~。